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リターンライダー S・Yさんのバイクライフ その8 CB400ssツーリングマスターで信州方面を楽しむ

リターンライダーのS・YさんからCB400ssツーリングマスター(TM)で信州方面を楽しんだツーリングレポートが届きました。

セロー250ツーリングマスターに乗るY・Jrさんより、NWJCツーリングマスターへと深化して積載状態での走りは別物となったツーリングレポートをHPで見て、CB400ss-TMでも同じような積載状態にして走らせると、どんな走りをするのかその実力を試したくなったそうです。

CB400ss-TMへの深化は、前回の飛越方面へのツーリングでその実力は判っていたが、積載状態でも操縦性や安定性は抜群で、積載を全く気にすることも無くバイク旅を楽しめることは想像もできなかったが、その意外さと実力は充分に納得できたとのこと。

メーカー出荷のSTDは工業製品としては完成品でもバイクライフを満喫するための良き相棒であり道具としては未熟であり未完成だから、NWJCツーリングマスター(TM)への深化はSTDからでは想像もできない意外さと懐の深さを発揮して、素敵なバイクライフを応援できたことは何よりであり嬉しい限りです。

CB400ssツーリングマスターで信州方面を楽しむ

今年の夏の暑さは、いつになく酷暑の連続により、少々バテ気味です。

例年9月の3連休の頃は、朝晩は涼しく夜半の虫の鳴き声が秋を感じさせてくれたものですが、今年は暑い、暑すぎです。(>o<)

ライフワークの関係で長野県に行く事になり、長野なら涼しいかなと勝手な想像をして、それならとCB400ssツーリングマスターで行くことにしました。

ノースウィングJCの髙田さんに「長野に行く予定なんでCB400ss-TMで行こうかな」と話したところ、「どんなルートを考えてるの?」 と聞かれたがこちらは全くのノープラン。 てなことから、いくつかあるお気に入りルートの中から行き先にぴったりのルートを提案してくれました。

これもバイク屋のバイク乗りである髙田さんならではの楽しみ方からの提案ですね。実際に自分で走り、体感しているからこその具体的なポイントが盛りだくさんでした。

まずは、関金山線(平成こぶし街道)で金山から下呂、舞台峠まで走り暫し休憩。

今回の一泊ツーリングではCB400ss-TMにサイドバックも装備して積載状態にしてその走りがどのようものなのか確かめる予定でしたが、走り始めると積載している事も忘れてCB400ss-TMとの一体感はいつもと同じの最高で何ら問題も無く軽快そのものです。

平成こぶし街道は、ほとんど稲刈りも終わっていて、こんなに暑いのに稲刈りが終わっている・・・。稲刈りの終わった田んぼって、もっと涼し気でもあり寒々としたような季節感では、と考えながら舞台峠から付知へ向かう。

R256で坂下からR19号を中山道沿いに北上した須原宿では昔のままの水船がいくつも残っていて、一見の価値ありと聞いていたから、宿場を歩いている地元のかたに話を伺って、水船を見て回りました。

普通ならそのままR19号を通過するか、高速で通過するとこですが、CB400ss-TMならではの空冷シングルらしい鼓動感は気持ちよく、街並みを眺めながらの寄り道って最高に有意義な時間を過ごしていると感じられますね。(^_^)

須原の町並みを抜けてR19号に戻り木曽福島を通過し、道の駅日義木曽駒高原で休憩し木曽路を堪能。ちょうど昼もすぎていたので近くの蕎麦屋さんによってみたら、案の定、順番待ちで混んでます。でも、せっかくだからと名前を記入し店の外で赤とんぼを見ながらノンビリ。

店内に案内されて頂いたザル蕎麦は、香り、食感、のど越し、すべて最高でした。その近くには木曽義仲公の旗揚げ八幡宮が在り、もう少し北上すると木曽義仲公ゆかりの南宮神社も在りました。 

そこからR361号へ入り、長い権兵衛トンネルを抜けると一気に視界が拡がり広大な景色が目に入り感動もんでした。天竜川を超え、中央道もくぐり県道のワインディングでは、CB400ss-TMの空冷シングルらしい鼓動感は気持ちよく、のどかな里山の風景に溶け込むようで日本の原風景を楽しむには最高のアナログバイクであることを実感ですね。山をくだれば諏訪湖が一望でき、またまた感動もんでした。

神宮寺交差点を右に進むと一方通行で諏訪大社となり、上社本宮東参道の大鳥居の手前にでた。諏訪大社の無料駐車場から殆ど歩かずに東側から諏訪大社上社を参拝しました。夏の青空でカンカン照りでしたが、参拝したときだけ小雨が降りました。これって歓迎されているのかな。だったら嬉しいですね。

参拝後は、諏訪湖畔で足湯をしながら諏訪湖を眺め、いいひと時を過ごしました。足湯のあとは高速で諏訪から塩尻まで一走りで宿に到着して、美味しい地酒も頂きました。

翌日は、ライフワークの関係を済ませ、ビーナスラインから霧ヶ峰、扉峠から松本に抜けR158で高山経由、せせらぎ街道と走り抜けて無事に帰還しました。

今回は、ワインディングあり、街中あり、高速(塩尻→諏訪)ありでしたが、改めてノースウィングJCの旅バイクであるCB400SS-ツーリングマスター(TM)の素晴らしさを存分に実感することができました。

3連休でもありツーリング車両はかなり多く走っていました。ほとんどの車両にはトップケースが装備され、サイドバック装備の車両も良く目立ちました。

途中、荷崩れからか停車して荷物の積み直しをしている車両を見かけましたが、CB400SS-TMは積載状態でも操作性や走行安定性にまったく問題も無く、あるのはスムーズな走りだけ。荷物を積載した方が、安定性がさらに高まる感じすらする。

メーカー出荷のスタンダードは工業製品としては完成品でも、道具としては未熟で未完成

髙田さんが言うところのメーカー出荷のスタンダードは工業製品としては完成品だが、バイクライフを楽しむための道具としては未熟で未完成であると昔から聞いていたが、ノーマルのCB400ssにメンテナンスとモデイファイを加えて専用のNWJCオリジナルパーツを組み込み、トータルバランスを整えて仕上がったCB400SS-TMは全くの別物。似て非なりとでも言えばよいのか。

髙田さんが言うNWJCツーリングマスターは、すべてバイク屋の実体験がベースとなって深化しているのは良く判ります。それはトライアンフ ボンネビルT100でも重々承知のことですが、「こんなものです」とは一線を画して一般的ではないことも良く判るようになったのも事実です。

CB400ss-TMへの始まりはSTDのエンジンコンディションを整えることからでしたが、飛騨のアツシさんのCB400ss-TMを知ったことで、同じCB400ssでも全く別物の仕様がある事を知り、小出しにしないで同じ仕様に早くして!!と要望したのが本当の意味での始まりでした。

その要望には、違いを少しずつ体感する事もその良さを改めて実感できて楽しいと言われたが、そんなには待てない、早くして!と我がまま一杯に再び要望することにしました。

CB400ss-TMとして新たなバイクライフが始まったことは過去のレポートで紹介したとおりです。

エンジンコンディションと足回りも含めて積載力を高めたCB400ss-TMは最高のパフォーマンスを発揮して、積載状態でも積載を意識させることの無い走りは走行距離562キロでしたが、まったく疲れもなく、3連休3日目は、孫と一緒にブドウ狩りにも行ってきました。

CB400ss-TMは価値ある道具であり良き相棒です。楽しいバイクライフを共に過ごして、次はどこへ出掛けようかなって考えるだけで楽しいですね。

この良さはCB400ss-TMに乗ったことのある人以外は、何となく判ると言えるようなことではないと思うのです。STDのCB400ssのポテンシャルからでは信じがたい事ですが、すべて本当の事なんです。

皆さんのバイクもNWJCツーリングマスター化して、新たなバイクライフを楽しむのはどうでしょうかと思うのですが、この楽しさは「話の話」のように思えるのが一般的であることも重々承知したうえでお伝えしています。

レポート S・Y

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