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リターンライダーS・Yさん その5 趣味について思う─CB400SS-TM/ボンネビルT100

  • リターンライダーのS・YさんからCB400SS-TMとトライアンフ空冷ボンネビルT100を楽しまれているレポートが届きました。レポートを頂いたのは少し前の事ですが、少々不手際があり掲載が遅れてしまいました。

今年は、梅雨入りも少し遅れ気味で、また梅雨明けも少し早め、さらに暑い日が多い。なんて予報が出ていたが、やはり外出を伴う趣味が良いのではとツーリングがイチバンだと勝手に決め込んで、天気とニラメッコしている今日この頃。

今年は北の高気圧(オホーツク海高気圧)が意外につよくて寒気を日本列島に吹き込み梅雨前線が上がってこられないらしい。

新型コロナウイルスの流行による外出自粛の影響で、現在は自宅で過ごす時間が長くなっています。誰でも1日は24時間しか無く、仕事、学業、そして用事(やること)もたくさんあるから、自分の趣味に充てられる時間は限られてしまう。

しかし、自分の好きな物事に没頭できる時間が無いと気力も失われ楽しくなくなり、生活の質、効率も落ちてしまう。自分の興味に注力できる趣味の時間は、生活における潤滑油のようなものに違いない。

そこで、家でもできる趣味も必要かなと思い日本ミツバチを飼い始めた。これはこれで奥が深い、てか可愛いい。観てて飽きない。多趣味?暇?お金がいる?

いろいろ言われそうだが、楽しめればいいかな。そのうち少し蜂蜜をわけてもらおう。(^_^) 

CB400SS-TMとボンネビルT100を楽しむ

つい先日、ボランティアの合間に時間がとれたので近場のお気に入りコースを2周してきた。まず1周目はCB400SS-TMである。2周目はトライアンフ ボンネビルT100を走らせた。

1周目、いまや油(ガソリン)さえ入れれば、いつでも、どこへでも最高の状態で出かけられるCB400SS-TMを走らせた。

近場のお気に入りコースはかなり急勾配の九十九折れも楽しめる山道だが、右へ左へと軽快に切り返し、アクセルワークにエンジンがピタリと追従してグイグイ走りかなりの余裕もある。

エンジン、フレーム、足回りも含めたトータルバランスはセッティングのなせる技か、まさに深化した気持ちよい走りは操る楽しさとでも云うのか、バイクとの距離を一気に縮めたメンテナンスの極みを感じさせる。

2周目は、TM仕様へと深化途中のボンネビルT100に乗り換えた。エンジンはアクセルの開閉に気持ちよく反応する滑らかな鼓動として伝わり、購入時点とこれほど違いを感じられるコンディションは申し分ない。

新しいからすべてに良い訳ではないとした、世間一般では語られることも実体験できるのは僅かな人たちだけである、NWJC独自のメンテナンスの意味合いを再認識した。

まだエンジンコンディションを整えただけでもこの変化だが、深化途中ということもあり路面の凸凹に対する衝撃吸収、曲がり具合等、次の変化が楽しみである。今のうちにこの状態を楽しんでおこうかな。笑。

趣味があるのと無いのとでは、人生の楽しみ方が大きく違うと思います。それは何歳になっても同じこと。

シニア・高齢者にとっての趣味は、楽しむだけのものではなく健康増進、老化予防にも役立ちます。

しかし、なかには「趣味なんてない」「やることがない」という人もいるでしょう。60・70・80代と年齢を重ねても楽しめる、高齢者のリターンライダーにおすすめのバイクライフってのはどうだろう。

リターンライダーにはもう一歩踏み込めないとか、乗れるかな、と悩みもあるかと思いますが、バイクをGoodコンディションに整えて、ダウンサイジングしながらもう一度バイクライフを楽しみませんかって云いたい。

それは、Goodコンディションへと深化したCB400SS-TMとボンネビルT100を楽しんでいるリターンライダーの僕だから・・。そんなことを思いながら近場のお気に入りコースの2周目を終えた。

息子とCB400SS-TM&ボンネビルT100を楽しむ

よく分からないが天気がよさそうだったので、息子とCB400SS-TMとトライアンフ ボンネビルT100で早朝よりツーリングに行きました。

コースは、平成こぶし街道から下呂、舞台峠を経由し東白川まで走り、到底似つかわないおしゃれなカフェでモーニングコーヒー。

そのあと濃飛横断自動車道で郡上に入り、約230キロの行程でした。天気は快晴、真っ青な空とグリーングリーンしている山々を堪能しながら快適な走りも堪能した。

息子は、CB400SSがCB400SS-TMへと深化したことは何も知らない。

普段は、ハーレーのエクストラグライドに乗っているから排気量的には4分の1のCB400SS-TMは、さぞかし小さな何でも無いバイクに映ったようだ。

トライアンフ ボンネビルT100にしてもハーレーの約半分の排気量だし、なんか野暮ったく映ったようである。まずは、下呂までの平成こぶし街道、以前にもレポートさせて頂きましたが、ストレートあり、ワインディングありのそれなりに楽しめるコースである。

最初にCB400SS-TMに跨がった息子君。前後してインカムにて感想を聞きながら下呂に向かった。

最初は、「なにこれ、見た目は小っちゃい普通のバイクかと思いきや・・・違う。全くちがう。アクセル開ければ一切のもたつきもなくグイグイ加速していく。ブレーキングも一切のふらつきもなくググッと効く。すごいやん!!」しばらく話していたがそのうち会話がとだえた。

後から聞いてみると、ハーレーに比べると随分コンパクトな車格は持て余すこともなく扱いやすく、4分の1の排気量は思うように使えて、所謂ダウンサイジングした良さでバイクとの一体感による軽快なライディングは、スポーツライクな走りに没頭して操る楽しさを堪能したようである。

舞台峠から東白川までのコースは、道幅もあり、割とストレートが多くこれもまた良いコースとなっている。舞台峠からは、トライアンフ ボンネビルT100に跨がった息子君。

先ほどと同じく「これもすごい、見た感じと違いすぎる。CB400SS-TMに比べて倍以上の排気量による加速とその滑らかさで楽しませてくれた。これからも乗りたい」って。

ボンネビルはエンジン調整が終わっただけでこれからその良さを発揮して、気持ち良い走りのために深化途中である事を伝え、「まだよくなるの?楽しみや。どうやったらこうなるの?」と興味津々。

乗り始めてからが始まりとした、昔から何も変わらないノースウィングJCの流儀にお任せで、バイク屋のバイク乗りによる実体験からのフィードバックだよ~んって。そんな話をしながらCB400SS-TMとボンネビルT100の深化する過程を楽しんでいる。引き続き、よろしくお願いいたします。NWJCさん。笑

レポート S・Y

あとがき

レポートの中で、ボランティアと称されていることがS・Yさんのライフワークです。伝統を重んじて次の世代へ相伝すべく全身全霊で取り組まれています。

ファイナルラップに向けて取り組まれているライフワークも、その合間にほっと一息つけて気分転換できるのがCB400SS-TMとボンネビルT100によるバイクライフと、新たに加わった日本ミツバチによる養蜂のようですが、梅雨明けしてから猛暑が続き、日本ミツバチの事が気がかりな今日この頃のようです。

そんなリターンライダーS・Yさんのバイクライフをバイク屋ノースウィングJCは応援しています。

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