NWJCパッケージ

CB400SSツーリングマスター

  • 展示車あり

397cc / メンテナンス・モディファイ・パッケージ化のみ 

ツーリングマスターとは

「速さより心地よさ」「何かに特化することの無い曖昧さ」「和洋折衷のような大らかさ」をコンセプトとしています。

流行り廃りに関わらず昔ながらの素朴な乗り味を持つよき時代のバイクを、バイク屋とバイク乗りの実体験に基づき、チョイ乗りの普段使いから荷物を満載したバイク旅まで、自由気ままにフィールドを拡げて多用途に楽しめるよう、NWJCツーリングマスター(以下TM仕様)として蘇らせています。

人の関わる領域が広く人車一体の心地よさが魅力のアナログバイクを、旧い工業製品から価値ある道具へと深化させたTM仕様は、ライダーの感性を刺激しながら感度を高めることができ、ベテランライダーは退化することなく、初心者はライダーとしてスキルアップの過程を実感できる、NWJCが提案するバイクの一つの形です。

ライディングは体を操る事がバイクを操ることであり、スキルアップを実感できるバイクには愛着が湧いてくるものです。最新の電子制御満載のバイクでは、”アクセルワークが上手くできないからトラクションコントロール”であり、”ブレーキが上手くかけられないからABSで問題を解決”、と思うのも一理ですが、新しいモノがすべてに良いわけではなく失うものもあります。

スペック的な物足りなさは人車一体で操る心地よさで満たされることであり、人の関わる領域が広い昔ながらの素朴な乗り味は、流行廃りに流されることがありません。バイク屋自らの実体験に基づいたNWJC独自のメンテナンスとモディファイにより深化した価値ある1台として、TM仕様を提案しています。

車両概要

CB400SSはNWJCツーリングマスターとして蘇った

FT500、GB500(400)からCL400そしてCB400SSと、いつもSRを意識しすぎてか継続性のないモデルばかりのようでしたが、SRにはSRの良さがあり同じ空冷シングルのCBにはCBの良さがあり、昔ながらのバイクらしい伝統的なスタイルはどちらも日本の風景に良く似合っています。

シングルスポーツとして販売されたCB400SSは、SRとは異なる軽快な鼓動感は飽きることなく、外観はモダンクラシックでも電子制御満載のバイクでは味わえない得も言われぬものがあります。

5速のまま2,000rpm~4,000rpmで走らせると、ひろう・つかせる等のキャブ車ならではのよき時代の素朴な乗り味とその操作感はライダーの感性が刺激され、回転を上げるとパワーが盛り上がってくる4バルブエンジンらしい走りも魅力的です。

CB400SSの軽量コンパクトな車格と空冷Bigシングル4バルブエンジンの良さを最大限に引き出して、チョイ乗りの普段使いから荷物を満載したバイク旅まで、持て余すことや気負うこともなく自由気ままにフィールドを拡げて多用途に楽しめるよう、バイク屋のバイク乗りの実体験に基づいたNWJC独自のメンテナンスとモディファイによりCB400SSツーリングマスターへと深化させました。

ライダー目線とメカニックの実体験から

CB400SSの積載力について

CB400SSに純正リアキャリアを装備してキャンプ道具などを積載して走らせてみると、高速では直進安定性が悪く、コーナーリングでは剛性感も無くフラフラして安定感がなく、操縦性や操作性については何も語ることが無く心地よい走りを楽しめないのが現実です。

CB400SSはシートレールの剛性もなく、リアキャリアを装備してのフル積載では心地よく走り続けることは難しく、リアフェンダーもラバーマウントで剛性は無くサイドラックを装備することを前提にウインカーの移設や、ブレーキの効きにも不安があり、チョイ乗りバイクを多用途に楽しむために何から手をつければよいのか、そんな状態から試行錯誤が始まりました。

まずはエンジンコンディションを整えることを最優先して、積載の為のリアキャリアとサイドラックを新たに企画して、フル積載に対応できるよう耐荷重性を高めての実走行では各部をチェックして、何をどうすれば・・と具体化する事から始めました。

バイク旅ではキャンプも楽しみ寒い季節には防寒のための装備など容量的には70L~100L前後の積載力が求められるのが一般的です。積載状態でサスペンションがスタンダードの場合、操縦性や安定性には不安があり、速度があがると不安定になり楽しめなくなるのが現実です。大型バイクでも積載状態となれば不安定になり心地よい走りとは無縁となることを体験されたライダー諸兄も多いことと思います。

普段使いからフル積載のバイク旅まで、積載状態での操縦性と安定性を高めトータルバランスを整えて深化したCB400SSのツーリングマスターは、スタンダードからでは想像もできない走りで懐の深さを発揮する仕様は意外であり、その走りがイメージできないのは当然の事でしょう。


▲フル積載での高い操縦性と安定性で、気負わず、道を選ばずバイクライフを楽しむ

バイク屋North Wing JCは、バイク屋の経験とバイク乗りの実体験を融合したNWJC独自のメンテナンスとモディファイにより、チョイ乗りの普段使いからキャンプ道具などをフル積載したバイク旅まで、自由気ままにフィールドを拡げて多用途に楽しめる「NWJCツーリングマスター」へと深化させて、空冷シングル4バルブエンジンを持つCB400SS-TMならではの魅力を最大限に引き出せたと自負しています。

速さより心地好さで愉しむために

CB400SSツーリングマスター 専用オリジナルパーツ群

チョイ乗りの普段使いでは積載に関して妥協できても、自由気ままにフィールドを拡げて何日も走り続けて、1000、5000Kmと指す目的地までを心地よい走りで楽しむバイク旅では積載力が必須です。

積載状態に於いて操縦性や安定性に問題があれば心地よい走りは楽しめず、我慢を強いられることであればそんなバイク旅には出かけたくありません。違和感や不快感の無いトータルバランスが整ったバイクならではの自由気ままなバイク旅を楽しみたいものです。

チョイ乗りの普段使いからフル積載のバイク旅まで持て余すことや気負う事もなく、脇道へ入り込み立ち止まる事も厭わず自由気ままにフィールドを拡げて楽しめるCB400SS-TMは、バイク旅には必須の積載力を高めるマルチリアキャリヤをはじめ長距離を快適に走り続けるコンフォートシートなど、ライダーが心地よく走り続けられる環境を整えたNWJCオリジナル機能パーツは、すべてハンドメイドの日本製です。

スクリーンKit

高速道での風圧など、防風効果を高めることで体力の消耗を抑え、心地よくマルチパーパスに楽しめるCB400SS専用です。


▲高い防風効果を発揮するCB400SS専用の独自形状

リアキャリアKit

ホンダ純正のリアキャリは不具合があり代品への交換のみで販売が終了しました。社外品でもCB400SS用は数少なく、新たにフル積載に対応してリアウインカーの移設も含みサイドラックも装備したリアキャリアKitを企画しました。


▲オリジナルリアキャリアKit

コンフォートシート

スタンダードシートはそれなりの品質で充分対応できるレベルですが、ライダーの体格や好みも含めてコンフォートシートを準備しています。

素敵なバイクライフを応援しています

定番ルートをフル積載で何度も走らせるとチョイ乗りでは判らない事や、どんな問題点が見えてくるのか、何をどのようにモディファイすればよいのか等のヒントが見えてきますが、バイクに乗らないバイクショップやスタッフでは消耗品の交換やボルトオンパーツの組付けとなり、ライダーの感覚的なことは理解できないため「こんなものです」という対応に終始するのは当然の事でしょう。

提灯記事によるイメージでバイクという商品を売る事がバイク屋の最終目的ではなく、乗り始めてからどんな楽しみ方を提案できのるか、それによりその価値観には大きな違いがあるとバイク屋ノースウイングJCでは実感しています。

よき時間を生み出す事やよき相棒の魅力を引き出すことなど、その楽しみ方は十人十色ですが素敵なバイクライフへの提案はバイク屋の実体験に基づくことが必須であると、バイク屋ノースウイングJCでは常々そのように考えています。

お気軽にご相談・お立ち寄りください。

愛着ある車両で大らかにゆとりあるバイク旅を楽しみたい方、懐かしのカフェレーサーをツアラーとして蘇らせ、ちょい乗りからソロキャンプまで新たな価値観でバイクライフを楽しみたい方。

North Wing JCでは、豊富な実体験による価値あるバイクライフの提案を用意してお待ちしております。お気軽にご相談・お立ち寄りください。

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