バイク屋の備忘録

トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その3

いつものメンバーの後日談

小藤さん 
テストには、何回か参加しているが、ペースが上がると仕様の違いがここまで違うとは・・・・。僕のWPは何時頃カナ・・・?STDの足では、特にフロントの不意の突き上げは、気を抜けない曲者!という感じがフロントをWPに交換することで解消されたことは嬉しいが、リアサスの物足らなさを思い知らされた。併しこのエンジンの鼓動感は下道ツーリングでは特に楽しいし、スクランブラーに乗っている面白さがたまらない。また、サイズも最高とスクランブラーにベタ惚れ。後日WPを装着してのGWツーリングはご機嫌で、フラフラ在り、ガンガン在りで、東濃方面の棚田とワインデイングを一日中走り周り、スクランブラー最高!!を連発。

自分でメンテナンスを行い、乗り味などの変化を楽しみ、そんな変化や面白さのポイントをユーザーへ情報提供する事は、楽しむための提案となる。情報交換をしながらの気楽でマイペースツーリングは僕の理想のツーリングスタイルですが、何時ものバイク仲間と走るツーリングは格別に楽しいです・・・。とのことでした。

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明君
林道はヤラレタ・・。と思ったが、その後のショーは最高に楽しく、仕様の違いが挙動の違い、ラインの違いフォームの違いとモダンクラシックの操る面白さを観て楽しみました。

WPサスに仕様変更してあるT100は、ワインデイングでは素早く切り返し、高速コーナーは以前よりはるかにハイペースでバンク角も小さく安定している。前を走るスクランブラーにも、うかうかしていると置いていかれそうになるくらい今回はハイペースだと思った。ペースが上がり小藤さんのライデイングフォームが変わった時、ある意味小藤さんも楽しんでいたと思います。でも随分とお疲れの様子でした。

今回使用したBMW K100LTは、旧いとはいえ、日本の道を高速も下道も楽しめる僕のお気に入りです。特にこの2バルブは低速が良く高速も回すとスムーズに吹きあがり、バイクに乗っているという充実感が味わえるのはスクランブラーやボンネT100等と同様に最高です。最新のモデルのようにスピード感の無い車両は少し怖い気がしますが、このLTは程よい速度で流す時の体感フィーリングが最高です。次回は同じ機種で参加したい・・・とのことでした。

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江崎さん 
カメラ等の荷物を少し積んで走ってみて、以前とは比べ物にならないくらい安定したと思います。僕なりのペースで走っていましたが、小藤さんが遅れ始めたのをミラーで確認した時に、遅れたのではなくペースを落としたと思っていましたが、荒れた路面で大きく孕むのがミラーに映った時、サスが違うからだと実感しました。

併し、自分としてはそんなに走っている感じもなく以前と比べて少し安定感が出たかな・・・。という程度に思っていましたが、小藤さんの孕み方は尋常じゃ無いし、こんなにも違うのかと実感しました。

STDフロントサスの不意を突いたような突き上げは、以前からとても不快でしたし同じスクランブラー仲間やボンネの人達に聞いても、不安だし不快だねと、異口同音でしたが、WPフロントサスに交換するとまるで別物となり旋回中は、フロントタイヤの接地感まで伝わってくるような安心感は格別です。

余裕が産まれてくると走っている風景もまた違うもののように見えてくるし、スクランブラーの鼓動感がまた格別に感じられるのは僕だけじゃ無いと思うヨ。

後日、前後にWPサスを装着しているスクランブラーと走った時、ある程度速度が上がってくると不安定になり始める僕のスクランブラーとは明らかに安定感の違うスクランブラーを観て、何故カナ~?と思ってしまいました。きっと小藤さんも同じことを思いながら走っていたと思います。

STDサスのころは、荷物を積んだ時にハンドルが振れ出す速度はかなり低い速度からでしたが、サスを変更することで、安定感が違ってきましたから、明らかにサスの差が快適さの違いだと実感しています。前後WPを装着したスクランブラーに自重が0.1tを超えるライダーが荷物を積んで軽快に高速を流す姿を後ろから眺めていると、WPサスは純正とほぼ同等の価格ですが、金額以上に比べようも無い、とんでもない差があることを実感しています。次回は予算を立てて迷わずお勧めに従います。とのことでした。

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