バイク屋の備忘録

「トレッキングごっこ」コンセプト

「トレッキングごっこ」産みの親は、万澤さんと谷名さんです。
出光イーハトーブ・トライアル大会会長を務め、またトライカーナ等で数多くのライダーを教え導き育て、二輪文化の向上をライフワークとされている、万澤さんから文字や言葉ではなく五官で感じて操る楽しさを直伝してもらい、ジャイロの谷名さんからは共に楽しむアドバイスの仕方等の直伝して頂き、試行錯誤を繰り返し少しずつですが形になり始めました。

『トレッキングごっこ』が操る歓びを満たす有効な手段であることを体感したライダー達から「分かる事と出来ることの違いを実感しました。」と、共に楽しみながら好評を得ています。

素敵なバイクライフの提案をめざしています。
バイクに対するこだわりは、自分の身を接する道具ですから自分の体の延長となるものですが、多くの人たちは、バイクという道具を扱う最低条件の免許証を取得し、バイクという、所謂ブランド商品といわれるモノが消費されるだけの関係になる場合が非常に多いことは残念に思います。

使い慣れた道具は『お箸』のように微妙な感覚を伝えるセンサーになっていますが、『お箸』と同様にバイクの場合もライテク本・DVD等の知識やスペックなどで『モノ』の使い方を頭で理解しても、それは疑似体験であり、体は微妙な感覚のズレを感じ取れていない場合が非常に多いように思われます。トレッキングごっこは、ライディングスクール等とは異なり、教えてもらうことや、習うことではなく、文字や言葉で伝えがたいことをバイクという『モノ』が『道具』へと変化する事を五官で感じて、微妙な感覚「コツ」を童の遊び心「ごっこ」で楽しみながら共に感じることが目的です。

頭で難しく考える人より、感覚的に気楽に楽しむ人のほうが効果を実感しています。出来る、出来ないにこだわると見栄で上辺を取り繕うことになり逆効果となります。我々は選手ではありませんから優劣に関係なく、難しく考えず大らかに童の遊び心『ごっこ』感覚で楽しめば不思議に必ず何かが観えくる。

ライディングの原点はライダーとバイクの融合「操る歓び」です。ライディングで苦手な事や簡単そうで意外に難しいと感じる人は、頭で理解する事や習うより体で感じて共に「ごっこ感覚」で楽しめば何ら難しいことは
何一つありません。

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