SL230TMでDayキャンプへ
5月も残り僅かとなり6月に入るとバイクには厳しい猛暑と梅雨がやってくる。その前に、昨年の10月25~26日のキャンプで新しいテントを使う予定だったが雨のため使うのは次回とした。あれから一度もキャンプに出かけていない。
そこで7ケ月半ぶりに旧型となったNewテントを張ってみたいと思い、御大オジと共にDayキャンプに出かけた。

御大オジもテントやコットなど色々と満載状態で、市街地から国道は流れに乗りワインディングは積載状態でも軽快に駆け抜け、SL230TMの積載力と使い勝手の良さはバイク旅でも妥協や我慢することのない仕様へと深化している。旅バイクとしての積載時のトータルバランスも最適で、年式などに関わらずメーカー出荷のSTDからでは想像もできない速さより心地よさを満喫できた。
日本の四季の彩など、自由気ままにフィールドを拡げて脇道へ入り込み道草も楽しむために、SL230TMの軽量コンパクトなサイズ感と、違和感や物足らないところはモディファイにより補いトータルバランスも整えば、フル積載でも峠道での操縦性や安定性は心地よく、コンディションを整えた2バルブ単気筒らしい反応の良さは、速さより心地よさで何とも云えぬ味があり、おっさんライダーのお気に入りである。
なぜ、所詮250では、となるのか
普段のチョイ乗りから日帰りツーリングでは積載性に不安や違和感を持つことは無いが、何日も長距離を走り続けるバイク旅に出かけると、「季節による着替え」「雨具」「パンク修理Kit」「ライトバルブ等補修部品」など多くの荷物を積み込むことになり、キャンプも楽しむとなれば「キャンプ道具」も積み込むことになる。

バイクは車とは違い荷物を積み込むスペースが限られているため、250クラスに大型キャリアをボルトオンして積載するスペースを確保するだけでは、積載時の操縦性、安定性などに問題が生じて、我慢するか妥協する事になり、250クラスではバイク旅必須の積載性に優れたトータルバランスの整った機種は数少なく、旅を心地よく楽しめず「所詮250では・・」となるのが実情のようである。
それに比べて、大型ツアラーや大型アドベンチャーは積載性にも優れてバイク旅も快適と思われている。しかし、立ち止まる事から脇道へ入り込み道草などを楽しむには、大きく重すぎて持て余す事になり、A点~B点へ移動する事が主な使い方となり、過去の経験からどちらも心地よくバイク旅を楽しむには「帯びに短し襷に長し」に思うが、250クラスのサイズ感は程よく、物足らないところはモディファイにより補うことができれば、心地よくバイク旅を楽しめるようになるが、その違いは殆ど知られていないのが実情である。

速さを求めるレーシーな機能や大排気量による余裕や快適さなど、一般道を楽しむために必要か不要かは賛否両論だろうが、バイクは、夏は暑く冬は寒い、雨が降ればずぶ濡れになり泥水をかぶりながら走り続け、埃だらけで汚れるなど、バイクに求められる快適さとか心地よさとはどんな事だろう。
軽量コンパクトな250クラスによるバイク旅の問題点は
普段のチョイ乗りからフル積載のバイク旅まで、気負わず持て余すこともなく、自由気ままにフィールドを拡げて欲張りに何にでも対応できるのは軽量コンパクトな250クラスが最適だが、デメリットと思われている事もあり「所詮250」と云われることについて検索してみると様々な声があるようで少し拾い出してみた。
旅バイクとしての車格は少し大きめで少し重いほうが安定感もあり、軽量な車格は不向きであるとした声もあり、80~100Kmの高速巡航では振動が大きくパワー不足で、風の影響を受けやすく、疲れやすく、煽られやすい、とした声もあるようだ。

250クラスで一気に移動する高速巡航は、トータルバランスを整えたツーリング仕様であれば、距離や時間の刻み方などペース配分をマスターすれば何ら苦も無く、速さより心地よさで走り続けられるのだが、大排気量による力任せの高速巡航は意外に疲れているのが現実である。
どんな楽しみ方を求めているかにより、デメリットは250クラスだけでなく、Bigバイクも大きく重いため積載状態では持て余し、気軽に立ち止まる事や脇道へ入り込む事を躊躇するなど、道は限られて自由気ままに楽しめないから、メリット・デメリットは其々にあると長年の経験から実感している。
ジャストサイジングのNWJCツーリングマスターを愉しむ
若かりし頃は最新機能にスペックやライテク云々と、よりハードな走りを求めて楽しんだ事もある経験豊富な親爺ライダーたちは、年齢や体力に関わらず、持て余すことや気負うことの無いジャストサイジングの250クラスをはじめ、SR500(400)やCB400ssなどのコンパクトなサイズ感のバイクをGoodコンディションに整えて、人の関わる領域が広く何にでも対応できる昔ながらのバイクらしさに魅力を感じている。

何かに特化しない昔ながらのバイクや軽量コンパクトな250クラスのデュアルパーパスは、大型バイクと比べても使い勝手がよいサイズ感で、普段使いのチョイ乗りからフル積載のバイク旅まで多用性があり、脇道へ入り込む道草でも気負わず持て余すこと無く自由気ままに楽しめるのだが、「所詮250クラスでは・・」と思われている。しかし、メーカー出荷のSTD状態では大型も同様に違和感や問題があるのが実情である。
SL230TM(ツーリングマスター)を心地よく楽しむ
バイク屋のおっさんライダーは、ポコポコと歩くような速度から、バイク旅必須のフル積載でも気負うことなくワインディングをタッタッタッと軽快に駆け抜けて、道を選ぶ事も無く自由気ままにフィールドを拡げて、自らがバイク旅を楽しむスタイルに最適であるように「SL230欲張りなおっさん仕様」を企画したのが10年前の2016年5月のこと。

いつも云うことだが、メーカー出荷のSTDは工業製品としては完成品でも、ライダーの楽しむスタイルに合わせる事も無いままに、車格や排気量を問わずボルトオンパーツを組み込む程度では、道具としては未熟で未完成だから心地よく楽しめないのは当然のこと。
SL230は、FreeStyle LandSportsとして「もっと自由に」「気軽に」をコンセプトとして、道を選ぶことや何かに特化することの無い曖昧さが魅力で、使い勝手の良いサイズ感とシングル2バルブエンジンはコンディションを整えることにより、僅かなアクセル操作にも素早く反応する体感フィーリングの良さは、SL230に乗っている親爺ライダー達も納得だが、バイク旅必須の積載状態では充実したバイクライフを楽しめるとは誰も思っていなかったのも事実であった。

積載性は、積載状態での操縦性や安定性を高めるキャリアKitと耐荷重性を高める足回りの見直し。
防風性は、長距離や高速巡航も含み疲労軽減のため専用ウインドスクリーンとナックルガードを装備。
視認性は、雨や霧に朝夕の視認性UPのため専用のスタックバー付きFogランプ取り付けKitを装備。
乗り心地は、何日も長時間走り続けて快適なシートスタビライザーとコンフォートシートKitを装備。
動力性能は、1998年式のエンジンは走行距離も延びて、シリンダー上部O/H作業とその他諸々を実施すると、排気量の大小に関わらず単気筒らしく僅かなアクセル操作にも素早く反応して、積載性や防風性など各部の見直しにより、速さより心地よさで走り続ける面白さと楽しさが顔をのぞかせてくる。

SL230欲張りなおっさん仕様は、バイク屋のおっさんライダー好みの速さより心地よさを満たす為に物足りなさを補うモディファイにより、バイク旅を心地よく楽しむSL230TM(ツーリングマスター)へと深化した。
SL230TMは、積載状態でも軽快にワイディングを駆け抜けるスポーツ性と、アップライトなポジションによる長距離の快適性など、使い勝手の良さは別物となり、経験豊富な親爺ライダー達も、道を選ぶことや躊躇することの無いサイズ感の良さを目の当たりにして、Bigバイクとは異なる楽しさや面白さに気づき、それぞれに充実したバイクライフを満喫している。
安全は、ライダーが先か、バイクが先か、
ライダーの平均年齢も56.5歳となり、ABS・フライバイワイヤー・Eクラッチ・トラクションコントロール・エンジンモード切りかえなど、電子制御により1ランク上の走りで楽しめるとしたカタログトークは、バイクの機能を主とした主従関係が主流のようだが、バイクは通勤快速や業務用以外は娯楽か趣味の嗜好品であり、人車一体により道具として機能する危険な乗り物でもある。

車には車間距離やはみ出し防止機能など様々な安全か快適な装備が満載されて、自動運転なることも一部可能となって高機能が安全だと思われているが、それらの機能はスマホ等のために装備されているのかと思うほど、朝晩の通勤時間帯では一生懸命スマホを操作している人車別態の姿を多く目にするが、安全は、機能で得られるものか、人で得られるものか。バイクの高機能も同様で何のために必要か。
バイクは人車一体で初めて機能する危険な乗り物であり、人の関わる領域が広いほど全身を使ってバイクと云う道具を操るスポーツでもあるから体力や気力はもとより、苦手な事は電子制御や高機能な装備にすべてを依存するよりも、スキルUPすることで、安全に楽しむ事ができる乗り物となりその魅力も実感できるだろう。
ライダーの数だけ物語があり、素敵なバイクライフへの提案や応援をしたいと常に思っている。
CRF250TM(ツーリングマスター)の実力を知る
メーカーの出荷状態は工業製品としては完成品でも、楽しむための道具としては未熟で未完成ですが、速さより心地よさで、何かに特化することの無い曖昧さと、和洋折衷のような大らかさをコンセプトとしたNWJCツーリングマスターは、違和感や物足らないところを補うモディファイにより、外観はよく似ていてもその使い勝手は全くの別ものとなります。
バイク屋RBRのオヤジが、積載状態でキャンプに出かけてその実力を実感された記事がUPされました。
気負うことも無く、使い勝手の良いサイズ感の250クラスで、自由気ままにフィールドを拡げてバイク旅を楽しみたいと思われている皆さんの参考になれば幸いです。






