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それぞれのカブ・ワールド その3

朝晩はめっきり涼しくなり、バイクでは寒く感じる季節となりました。

温暖化という事が云われ始めて夏季は日々が猛暑となり熱中症も昔では聞く事の無かった言葉でした。バイクは取り扱いを間違えると危険な乗り物となりますが、猛暑の中を走り続けることも危険を伴うこととなったようです。

これから寒い季節となりますが、カブ110NWJCコンプリートは防風雨効果の高いスクリーンとレッグシールドが効果を発揮して、猛暑の夏季よりも心地よく楽しめるように思います。

カブ110Proをベース車両として、バイク屋自らが速さより心地よさを最優先に季節や道を選ぶことも無く、自由気ままにバイク旅を楽しむためにカブ110NWJCコンプリートを企画して10年が過ぎました。

新型のJA61型をベース車両とするカブ110NWJCコンプリートもType4として準備が整いました。Type2 Type3と同様に気負うことや持て余すことのない素敵なバイクライフを応援したいと思います。

コロナ禍による自粛が緩やかになり、遠方からバイク旅を楽しみながらメンテナンスで来店予定の方々より日程などの問い合わせが増えてきました。

行きと帰りで走りの違いやその心地よさを改めて実感されるなど、それぞれのカブworldを満喫されています。

9月中旬には、広島からカブ110NWJCコンプリートのType2とType3の2台で500Km以上のロングツーリングを楽しまれて、メンテナンスとモディファイのためSさんご夫妻が来店されました。

ご主人がBMW R1100で奥様はハーレーXLH1200スポーツスターに乗られて共にBigバイクを楽しまれていましたが、7年前に奥様がカブ110NWJCコンプリートType2を楽しまれるようになり、続いてご主人がType3を楽しまれるようになって5年が経ち、今回はご主人のType3のメンテナンスとモディファイをメインに来店されました。

奥様の乗られているJA10型Type2は、長い登り坂では途中でアクセルを戻すと再び吹き上がらず失速するような感じとなり、ご主人のJA42型Type3と比べても走りに大きな違いがあることを実感されていましたが、メンテナンスとモディファイによりType3と遜色の無い走りで楽しめる提案をさせていただきました。

Type2は旧型ですから「こんなものです」となるのが一般的のようですが、バイク屋自らの実体験に基づいたNWJC独自のメンテナンスとモディファにより心地よい走りを楽しめるよう深化させる事で、更に深化したご主人のType3と共に心地よい走りを提供できたことは何よりです。

後日、帰路のロングツーリングでそれぞれのカブ110NWJCコンプリートの走りについて感想を頂きました。

広島 Sさんご夫妻 カブ110NWJCコンプリート Type2 & Type3

遅くなりましたが、カブ110NWJCコンプリートType2 & Type3のレポートというか感想文です。

Type3を買ってバタバタしてたら5年目となり、今年のGWようやく四国にソロキャンプツーリングに出かけました。

購入時、予算の都合でリアBOXもサイドバッグサポートも付いていなかったので、ツーリングネットを駆使し30年もののサイドバッグをぶらぶらさせながら走ったのですが、空荷で走らせるよりも何故か感触もよく心地よく走れたことがきっかけになり、フル装備を決意。

家内もType2を乗っているので話したところ、一緒に岐阜行きが決定となりました。

リアBOXも色々と自由に色も柄も着けることができるとのことでしばらく悩み、この9月にバイク購入後初めてのまともな点検もかねて広島から岐阜まで夫婦でカブによる初のロングツーリングとなった次第です。

久々に再会したお店のスタッフの皆様もそれなりに年輪が増し、また深化したType2とType3のデモ車両による試乗に感動してしまい、なかなか来れないからと2台ともいろいろお願いすることになりました。

2台まとめて同時に整備になりType3はフォグランプの取り付けもあり時間は伸びてしまいましたが、帰り道ではバイクの変化に夫婦共々感心しました。

走り始め早々、フォークのオイル交換でハンドリングがしっかりし、何だかブレーキもよく効くような気がして乗りやすい。

またType3に付けてもらったフォグランプは夜道がよく見えるようになり随分と楽に走れるようになり安全性が向上、今まで日が暮れて濡れた路面を走る時などLEDライト本当に点いているんだろうか思うこともあり、暗い時間の走行は好きになれませんでしたが克服できたかも。

そしてマフラーの交換については特にType2の変化が大きく、上り坂で吹き上がらなくなる問題点が克服されてパワーが衰えなくなりType3を追い越せそうなぐらいトルク感が持続するようで、家内は大満足でした。

後日、高田さんよりType3も2速、3速でのシフトポイントはもう少しエンジン回転を上げてみてくださいとご教授いただき、そのように意識して走ってみたら今までよりも確かに速くなっていました。見た目も音もノーマルマフラーなのに、回すと伸びがよく、流す時はいたってノーマルな感じ。

そして、自分好みに仕上げてもらったリアBOXもなかなかカッコ良く面白い感じになり悦に浸っています。

荷物もたくさん載るので家内も欲しくなったようで、次に行くときは付けたいと言っております。

カラーオーダーできるバイクの検索からスタートして始まったノースウイングライフですが、きちんとポイントを押さえた整備をすることにより走行時の操作性や安定性が向上し乗りやすくなり、長時間乗った後の疲労感も少なく、乗り手の気持ちがよく分かっているハイレベルなお店である事を再確認でき嬉しいツーリングとなりました。

日常に追われなかなか普段は乗る事が少ない家内もカブで一日に500キロ以上走れたことが新鮮だったようです。

新型のカブもちょこちょこ出てきましたが、旧型になっても末長く対応していただけそうなのでありがたいです。またよろしくお願いいたします。

レポートT・S

あとがき

広島のSさんご夫妻は、カブ110NWJCコンプリートType2とType3の2台で広島と岐阜を往復される1,000Km以上のロングツーリングを楽しまれて、Type2もメンテナンスとモディファイによりType3と比べても遜色の無い心地よい走りへと深化しました。

ご夫妻でカブ110NWJCコンプリートType2 & Type3の深化と、大型バイクに比べて疲労も僅かである意外さも実感していただけたことは何よりです。

速さより心地よさによる素敵なバイクライフを満喫できますようこれからも応援したいと思います。

それぞれが織りなす素敵なバイクライフの物語において、情緒的な価値観を演出して売るがための提灯記事によるセールストークやカタログトークよりもバイク屋自らの実体験に基づいて、お気に入りのカブ110NWJCコンプリートは価値ある道具であり良き相棒として、より素敵なバイクライフの為のお手伝いができたことは、バイク屋ノースウイングJCとして嬉しい限りです。ありがとうございます。

この記事の車輌・パッケージ(仕様が異なる場合があります)

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