メンテナンス-NEXT STAGE -

充実したバイクライフの為には、スペックやカテゴリー・ブランドに囚われることよりも、バイクがGoodコンディションであることが最優先です。

家電などと同様に新しいモノが全てに良いとした先入観は、バイクには当てはまらないことが多々あります。

新車は総てに良いと思われるのが一般的ですが、「アタリ」「ハズレ」というバイクのコンディションに関する表現があるのは何故でしょうか。「こんなものです」という曖昧な表現も同じ意味ではないでしょうか。

バイクのコンディションは組み立て精度の問題もあり、一般的には新しいほど良いと思い込まれる傾向ですが、新しいから総てに良いと言い切る事はできません。

走行距離が伸びてアタリがついてくると、Goodコンディションで楽しむ為には必ず調整を必要とするところがあります。最も分かりやすいのが空気圧やチェーン調整ですが、エンジン内部にも必ず調整を必要とするところがあります。

エンジン内部の調整は必要が無いとする声が大半のようですが、実体験すればその違いは誰にでも体感できることです。また、調整機構や調整に必要な純正パーツが数多く存在しているのは何故でしょうか、云うまでもないことだと思います。

絶対に点検や調整が必要となるエンジンに関しては、テスターチェックだけでは判別できませんから経験豊富なメカニックの手作業が必要となります。しかし、トータルバランスを整えるうえで最優先されるエンジンコンディションを整えるメンテナンスに関する情報は残念ながらほとんど発信されていないのが実情です。

車両販売を最優先としたスペックや最新機能の商品説明よりも、バイク屋としての経験とバイク乗りとしての実体験に基づいて培った独自のメンテナンスノウハウにより、「速さより心地よさで走り続ける楽しさ」「巧く乗りこなすために際限の無いライテクよりも上手く使いこなす楽しさ」をテーマとして、Goodコンディションに整えたバイクを提供する事や、バイク屋のバイク乗りとして自らの実体験に基づいた提案が、素敵なバイクライフを応援できることだと、バイク屋ノースウイングJCでは考えています。

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