七馬力紀行

カブワールド

カブの積載力と積載について

HONDA CT110と同等の排気量を得たカブ110は、インジェクション化されて動力性も高まり、200Km~300Km程度の日帰りツーリングならば、ビッグバイクと比べても遜色なく楽しめるようになりました。

CT110

バイクでロングツーリングを楽しむには、車格やスペックに関係なく積載力は必須です。

17インチホイールが標準装着のカブでロングツーリングを楽しむと、荷物を積み込んだカブの車体はよじれる感じで、積み込んだ荷物の量に反比例するかのようにスピードが上がると安定感がなくなり、乗り難くなります。

ウェーブ125

17インチホイールのカブは、積載量に応じて心地よく楽しめる?

速度が自ずと決まってしまう弱点があります(現行のカブ110やクロスカブは、17インチホールが標準装着です)。

マキノ

7、8年前からのことですが、ビッグバイクとカブの両方を楽しむ人たちからの強い要望で、17インチホイールが標準装着のカブ110をはじめ、タイHONDA製のウェーブ125やドリーム125で、ロングツーリング必須の積載力を確保して、尚且つ安定感のある走りで楽しめるように、とパニアケースを装着して心地良い走りが可能となるものなのか試行錯誤したことがあります。

ドリーム125

ボンネビル スクランブラーやNC700Xでも好評の、車体に優しいダール製パニアケースをカブに装着したこともあります。そこで、カブにパニアケースを取り付けた場合の問題点を幾つか取り上げて見たいと思います。

両サイドにパニアケースを装着して積載力を確保した場合の問題点

リアキャリアの上へ大量に積み込む事よりも、重心が下がるサイドパニアに積み込めば、若干ですが安定感は増しましたが、パニアケースを装着するコストに見合う効果は得られませんでした。

JA07

カブの車体サイズで、パニアケースを装着すると積載力はアップするのですが、ビッグバイクでは程良いサイズのパニアケースでも、車体の小さなカブでは問題となる事がありました。

  1. 小さな車体のカブに取り付けると、取り回しの際に足に触れることがあり、ぎこちない取り回しになり違和感が生まれることが分りました。
  2. 車体が小さいため、取り付け位置を出来るだけ上にしても取り付け位置が低く、荷物を積載して乗車すると更に低くなります。そのためバンク角が小さくなり、荒れた峠道や市街地などでは、縁石などの接触に気を使うため、パニアケースを装着することによって更なる改善が必要となりました。
  3. 車体が小さいため、パニアケースがライダーに近すぎて、転倒や追突をされると、パニアケースが足に干渉して思わぬ怪我を負う場合があります。ハードケースの装着は使勝手も良く便利だったのですが、思わぬ危険を伴う場合もあることが分りました。
列島縦断で使ったExpress仕様の積載方法は・・・

リアキャリアには76Lの大容量で剛性のあるアルミ製トップケースを装着しています。車体の小さなカブで両サイドへの増量は、ハードなパニアケースよりもソフトなサイドバックを採用しました。

バイク屋のバイク乗りの経験から、転倒や事故など万が一のときでも、ライダーへ干渉した場合の負担も小さく、安全性を考慮してソフトバッグを装備することがベストな選択であると考えています。

Express仕様01

110ccの排気量で楽しむロングツーリング

カブ110NWJCコンプリートを小さなスポーツツアラーとして楽しむExpress仕様は、速さより心地良さで走り続けるために、実体験により蓄積されたノウハウを活かして装備を選択し、ビッグバイクと変わらない積載量でも軽快感と安定感のある走りで、列島縦断を楽しみました。

その結果、ビギナーは気負うことなく、ベテランは新たな発見を求めて、誰でも楽しめる小さなツアラーであることを実証できたと思います。

Express仕様02

バイクをトランスポーターとして、積載力を最優先すれば、積載方法は色んな選択肢もあると思いますが、積載力だけを求めるのであればバイクよりも軽4輪の方がベストでは・・・。

ツアラーとして、速さより心地良さで走り続けて楽しむのであれば、カブに限らずビッグバイクも含めて、積載力と軽快感・安定感が両立して、安全性も考慮した積載方法について充分な検討が必要です。

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