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スタッフのバイクライフ

2014-07-09

NO.19 CB1100で能登へツーリングに行ってきました その1

想い出のCB1000SFと最新のCB1100

今から、22年前にPROJECT BIG-1のコンセプトで発売されたCB1000SFに乗っていたので最新版のCB1300にも乗ってみたいと思うのですが、トライアンフのモダンクラシックと同じカテゴリーのCB1100に乗って比較してみるツーリングにも行きたいなと思っていたので、今回のツーリングでは色々な事が判り、いい勉強になりました。

CB1100

CB1100には驚きました。全域フラットなトルクで吹け上がるHONDAらしいエンジンと、車重はあるのですがコンパクトな車体は、高速道からワインディングまでを楽しむことができました。

エンジンコンディションを整え、スピードが上がった際に、路面が悪いとバタつくフロントサスをWPのスプリングに交換して、最新の1100EXのシートに変更しただけなのに、ポジションもよく、とても扱いやすく、楽しめる車両だと思いました。

雑誌のネタとアフターパーツに魅せられた過去

CB1000SFが発売されて22年経ち、乗っていた頃は、乗りやすさよりもどちらかというと、パワーを求め定番のマフラー、サスペンション等をアフターパーツに交換して楽しんでいました。

しかし、良いと思っていたアフターパーツに変更してもバランスが伴わないと、距離が延びるツーリングでは疲れて楽しむことができませんでした。それに比べてこのCB1100はフロントサススプリングとシートを変更しただけなのに、とても扱いやすく、いかにトータルバランスが大切かを思いました。

Fサスとシート

トライアンフ モダンクラシックシリーズでも、今も昔も定番のマフラーや、2次エアーのキャンセルパーツなどアフターパーツを取り付けても調子が悪いとか、フルノーマルだと思うように楽しめないなど、ボンネやスラクストン、スクランブラーなどモダンクラシックファンが、より心地良い走りを求めて、関東や関西など遠く県外からも多く来店され、NWJC独自のトータルバランスを整えるメンテナンスを提供してご好評を頂いております。

そんななか、埼玉からお見えになったボンネ乗りの方が、アフターパーツを取り付けてくれるところは沢山あるのだが、気持ち良い走りが出来ないと言われ、その方のボンネにもNWJC独自のメンテナンスを提供させていただき、納得の出来る走りが楽しめるようになったと満足していただきました。

埼玉より

メンテナス作業中にアフターパーツを取り付けた時の話を伺っていて、実は自慢だったCB1000のことを思い出して、2輪業界はあの頃となんら変わっていないんだと、思わず苦笑いです。

CB1000が発売されて間もないころに、雑誌のネタを基に流行りのアフターパーツや定番のマフラーとリアサスを交換して、ブラックバードのパーツを組み込み、リミッターをカットして最高速やパワーが出ることが、高性能の証だと信じて、スーパーバイク仕様もどき?に仕上げたCB1000が自慢でした。そして、何かを特化させた場合には、他の部分で扱い難さが出るなど多少の犠牲は当然で、それを乗りこなしているという自己満足で、CB1000を楽しんでいました。

CB1000SF

そんなある日、以前勤めていたショップに社長が遊びに来て、エンジンをかけたり跨ってサスを動かしたりした後に、このバイクすごいね!と言われた時は、自信満々に「勿論です」と答えました。

しかし、その直後に、この車両は下が無くて乗り辛そうで、中速から高速コーナーで安定感が無いのでは・・・と、トータルバランスがスタンダードに比べて劣っているのでは・・?と、疑問を投げかけられて、ズバリ当たっているだけに・・・ショックでした。

そこにもう一撃、「俺のようなヘボとは違い、君はテクニシャンだね~」と、ニヤリと笑われたことがあり、あれからもう20年近くが過ぎたかと思います。

基本性能を引き出すことが、総ての始まり

有効と思われるパーツを取り付けて何かに特化することにより、トータルバランスが崩れて本来のパフォーマンスを発揮出来ないことも経験上よく分りますし、本当の意味で機能パーツとしてライデイングを楽しむことにつながるパーツは、スペックや機能だけでは選べないと思います。しかし、それらのパーツは、いつの時代でも持てはやされているようです。

やはり、スタンダードの基本性能をしっかりと引き出すメンテナンスが重要で、その後に好みに応じてアフターパーツを取り付けるというのが正しい手順だと思います。

メンテナンス01

バイク屋としての拘りは、じっくりと時間を掛けてバイク乗りとして楽しむ気持ちで、メンテナスによる変化など実体験を通して得たものが、ノウハウとして、気持ち良く楽しめるためのメンテナンスや、用途に見合った車両選びの提案ができることだと思っています。

社長はCB1100でツーリングに出掛けては、トライアンフスクランブラー、T100、モダンクラックシリーズに何が足りないのかを模索し、CB1100で得たことや感じたことを私と二人で、トライ&エラーを繰り返し、時間とコストもかかりました。

メンテナンス03

しかし、モダンクラッシクシリーズは、マフラーの交換や2次エアーのキャンセルなどには手を付けず、いまではCB1100を凌ぐほど、NWJCのテーマである『速さより心地良さで走り続ける楽しさ』を実感できる、素晴らしい仕上がりとなりました。

メンテナンス02

社長と私の二人が経験したトライ&エラーは、やはりバイク屋はバイクに乗って、ライダーの目線とメカニックの感性を養うことが、大切であることを強く実感できた中身の濃い、メンテナンス&モディファイでした。

その2はこちら

2014-07-09

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