メンバーコラム

バイクは健康療具

2017-12-18

XR230 を楽しむ

初秋のキャンプツーリング

秋のツーリングシーズンを迎えるにあたり、いつものメンバーが集まり、カブ110 NWJCコンプリートやSL230、XR230のメンテナンスを行った。NWJC南店で其々が愛車にメンテナンスを施し、大らかな気持ちで愛車を駆り、悠々と走り続けて良い時間を過ごすことが出来るよう余念がない。

調子の良い状態を維持し安心してツーリングを楽しむ為には、こういうことが大切だといつものメンバーは皆実感している。

峠道カブ

その時に、初秋となり、朝晩が過ごしやすくなったので、何処かへキャンプに出かけたいな、という話が出た。其々がソロで色々なところに出かけているが、今回はキャンプを楽しむことをメインとしたツーリングに皆で出かようという話になった。

キャンプ場

先ずは、カブ110 NWJCコンプリート5台とSL230ツーリングマスター2台でキャンプツーリングに出かけた。途中でカブのリアタイヤがパンクするなどのハプニングもあったのだが、其々に楽しい時間を過ごすことが出来た。

備えあれば憂いなし

ツーリング中にはパンクをはじめ、様々なハプニングが起こり得るので、何かあっても走り続けられるように最低限の備えは必要だと思う。

カブ110nwjc

最低限の備えについて、私は周りにいらっしゃったベテラン・ツーリング・ライダーから教わった。それから自分自身でも、色々と試してみた。その際、雑誌やWebの情報に騙されるようなことも沢山経験した。虚偽のベストアンサーが散在しているのが現状なのだ。

備えとは、物理的なグッズのことだけでは無い。心理的な備えとして、日頃から自分の車両のメンテナンスについてアドバイスを受け、自ら実践することが大切だと思う。

そういうことの積み重ねが、ツーリングを見えない形でサポートしてくれるようになる。

実体験に基づいて

これから備えを充実させようとしておられる方は、実体験に基づいた備えをされているベテラン・ライダーの真似をするのが一番良いと思う。ベテラン風(ふう)ライダーやバイクに乗らないバイク店員さんも沢山いらっしゃるので、真似る相手を間違えてはならない。実際にハプニングが起こってから騙されたことに気付き、ツーリングが台無しになったライダーも少なくない。

カブ110 NWJCコンプリートや、SL230ツーリングマスター、トライアンフ空冷モダンクラシック2014仕様など、バイク屋の高田さんは自ら楽しむことが大前提だから実体験に基づく拘りが満載の車両だ。そしてその拘りは、われわれにフィードバックされどんな拘りがあるのかを実体験できるので、大変有意義である。

トラクタ

自分自身がツーリングを楽しんでいるバイク屋さんの拘りなのか、ファンタジーをベースにした実質を伴わないツーリング話なのか、自分自身が成長して見極められるようになることも大切だと思う。虚偽情報に踊らされてばかりで、ライダーとして成長することが出来なければ、ツーリングライダーとして、バイクを大人の良い趣味として、愉しむことは出来ないと思う。

実質・実体験と仮想空間

SNSの普及などにより、対面する事のないコミュニケーションが一般的となっているが、精神科医として人と接することを考えてみると、コミュニケーションの内容が質を伴わないものになってしまわないかと心配になる。

カブとSL230

音を伴う電話の声だけでも相手の状態を把握することは困難だ。それが、音も無い文字だけのやり取りとなると、相手の人柄を私なりに理解していなければ、誤解されるなどコミュニケーションの内容に不具合が生じてしまうからだ。

SNSで知り合ったライダーが、お互いの性格を知ることなく集まりツーリングしている姿を目にする事がある。遠目で観察していると、話が合うかもしれない他者と知り合う為のコミュニケーションツールとして、バイクに乗っている人もいるようだ。皆で和気藹々と話をしている姿は微笑ましい。

SL230峠道

しかし、ツーリングライダーとしての私の経験から見ると、そういう集まりではメンバー内での意思疎通が上手くいかず、奇を衒った乗り方をするライダーも混ざっていたりして、事故を起こし易いと思う。バイクは転倒すると大怪我に繋がってしまい、人生が悪い方向へ転換してしまうことも有り得るので、注意してほしいと思う。

XR230に乗って長距離ツーリング

カブ・コンプリートに乗ってキャンプツーリングに出かけた後、スクランブラーに乗ってキャンプツーリングに出かけようという話になった。出かける前にスクランブラーを洗車しようと思い立ち、取り回している最中に、不覚にも腰を痛めてしまった。

50歳に近付き、少しずつ老化は始まっているようだ。スクランブラーでのキャンプツーリングには少し無理があるように思えたので皆に相談したところ、XR230とSL230でのツーリングに切り替えて頂くことになった。

XR230

私やいつものメンバーのXR230やSL230は、NWJC拘りのメンテナンスとバージョンアップによって、高田さんのSL230ツーリングマスターに近い状態になっている。とは言うものの、XR230のNWJCツーリングキャリアは、只今製作中であり、多量の荷物を安定した状態では積載出来ない為、キャンプツーリングは取り止めとなった。

荷物の積載が不安定な状態では、車両のバランスが悪くなって、走りが不安定となり、最悪の場合は荷崩れを起こしてしまう等、安心して走る続けることは出来ない。積載した荷物が走行中に傾いてしまい、そのまま気付かず走っているバイクをよく見かけるが、とても危険なので注意してほしいと思う。

杉林

通勤や日帰りツーリングでは、私のXR230の実力を少し味わっていたのだが、往復1,000kmを超えるツーリングは初めてだった。その秘めた実力を試すには良い機会だったので、腰痛を抱えつつ、XR230の健康療具としての機能に期待しつつ、ツーリングに出かけた。

ゆとりとくつろぎ

XR230は120kg未満の軽量で使い勝手の良い車格と動力性能(勿論メンテナンス+αしてあるもの)は、心地良く走り続けることが出来る。カブ・コンプリートに乗っている時と同様、周りの景色を楽しみながら、おおらかにゆったりとした気持ちで一般道を走り続けた。

走り続けているのが心地良い。時間の流れも緩やかで心には余裕がある。景色を眺めて、色々と考えを巡らせていると、ふと気づいた。
あっ!これって、ゆとりのある状態なんじゃないの?

Kさん

大型バイクに乗っている時には感じられなかった感覚だ。適度な緊張感はあるものの、大型バイクの時ほど体力や気力を振り絞っている感じは無い。リラックスしているのが分かる。
あっ!これって、くつろいでいるんじゃないの?

ゴールドウイング1800のカタログには、「ゆとりとくつろぎ」という表現が使われており、それに対して違和感を覚えていたのだが、ゴールドウイングでは体感出来ない「ゆとりとくつろぎ」をXR230 に乗って実体験している自分に気付いた。この感覚は、カブ・コンプリートに乗っている時にも当てはまる感覚だ。大型バイクでは味わうことの出来ない感覚である。

地方道

XR230の生み出すゆとりとくつろぎの効果は素晴らしく、健康療具としての効果もバッチリで、腰痛を気にせず走り続けることが出来た。

ダウンサイジングして楽しむ為に?

先頭を走っておられる高田さんは、道すがら、景色の良さそうな場所を見つけると、脇道に入って行かれる。そして、この楽しみ方は、大型バイクでは味わえないよね、と言われる。私たちも同意見だ。

わき道

私は大型バイクと小排気量のバイクの両方を所有しているので、ダウンサイジングして楽しむということを、自分自身の問題としては理解出来ずにいた。しかし、腰を痛めてスクランブラーでのツーリングを楽しめない代わりに、XR230でのツーリング を楽しむことで、少し理解し自分のバイクライフの5年後10年後を考える切っ掛けとなった。

次回は、今回の2つのツーリングの間に独りで出かけた、ゴールドウイングでの北海道ツーリングを通じて、もう少しダウンサイジングすることについて考えてみたいと思う。

2017-12-18
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