メンバーコラム

バイクは健康療具

2017-09-04

バイクライフを振り返る その3

安心感を生み出しているのは?

いつものメンバーや私にとって、大らかな気持ちで旅を楽しむところがカブ110 NWJCコンプリートで旅をする醍醐味の一つとなっている。この大らかな気持ちでカブに乗り続けられるのは、信頼できるバイク屋さんにメンテナンスやバージョンアップに関するアドバイスを受けているからだと思う。

多々羅大橋

それが、カブ・コンプリートの実際の乗り易さだけではなく、ライダーの私自身もサンデーメカニックとしての経験はカブのパンク修理からバルブクリアランスの調整など、ある程度メカを知ることによる自信と安心感を惹起させ、悠々と楽しめるようになっているのだと実感している。

四国中央橋

私のカブ・コンプリートは走行距離が16,000kmを超えた。常に重い荷物を載せて走っているので、経年変化していくのは当然だが、ワインディングでは何となく違和感を覚えるようになって来た。

当然のことながら(NWJCに集ういつものメンバーにとっては)、そのことについて高田さんは既に対処法を用意しておられた。そして、ツーリング後に、高田さんからのアドバイスでサンデーメカニックとしてメンテナンスを施してみた。

経年変化から生じた違和感は払拭され、何故か自分では気付かぬ内に低下していたブレーキ性能までも復活して、大らかな気持ちで旅を楽しめるカブ・コンプリート本来の良さが蘇った。

ゴールドウイングについても同様で、新車の状態では交差点の通過では車体が不安定で極端に倒れこんだりして半クラッチで対処したり、ワインディングでは車両を極端に傾け、ステップからアンダーカバーまで地面に擦るような走りとなったり、高速道ではある速度域から浮き上がったような感じで安定感が無くなるような感じになり、本来の良さは発揮されていなかったようだ。

バイク屋の実体験からフィードバックされたNWJC拘りのメンテナンスを受けてバージョンアップすると、交差点では低回転でも半クラッチを使うことも無く極低速での安定感は別物となる、ステップを擦らずに走り抜けることが出来るようになり、高速道ではある速度域から接地感が無くなるような不安定感も払拭されて、ゴールドウイングとの心理的な距離が縮まり始めた。

エンジンから足回りまでトータルバランスを高めると、気持ちに余裕が生まれて、安心して走ることが出来るのは、ロングツーリングする上で欠かせない大切なことだ。

十和田湖

ゴールドウイングをロングツーリング等で自らが走らせて、違和感や問題を払拭して楽しんでいる、頼れるバイク屋さんの存在が旅に安心感を与えてくれているのは間違いない。

大型バイクとダウンサイジングしたバイクに乗って思う

ビッグバイクに乗って出掛けると常に非日常という意識で始まるが、カブ110NWJCコンプリートの場合は通勤快速として使い勝手の良い日常の足であったり、気負うことなく悠々とした走りでロングツーリングを楽しめば非日常のツアラーとなったりする。

カブ110NWJCコンプリートでは、1泊2日で1,000Kmをおおらかな気持ちで気負うことなく走り、ゴールドウイングでは、楽しめるフィールドの限界というか無理と思われる状況でも、トレッキングごっこの要領で通過できることも知ったが、コンディションが整っていればこそであることを実感した。

砂丘

トライアンフ空冷モダンクラシックのスクランブラーやBMW R100RSでも、違和感をライテクでカバーすることよりも、メンテナンスによりトータルバランスが整えば、バイクとの距離が近くなって会話が弾み、気負うこと無く楽しめるフィールドが広がることをライダーとして知った。

余すことなく使いこなすことには限界がある大型バイクでの楽しみ方と、ダウンサイジングしたカブ110NWJCコンプリートでの余すことなく使いこなせる楽しみ方では、其々の良さが相乗効果を生み出してバイクライフに新たな充実感が生まれるのを実感している。

違和感や問題をライテクでカバーすることはロングツーリングではストレスとなるが、気負うことなく悠々と旅を楽しむのであれば、ライテクよりもトータルバランスを整えるメンテナンスが有効であると実感している。其々の良さを楽しめる環境は、実体験が豊富なバイク屋さんの存在が大きい。

バイク屋さんとの信頼関係

実際にロングツーリングを楽しみながら乗り味や違和感を昇華させ、物足りないところはモディファイにより車両やパーツを熟成させているバイク屋さんは数少ないと思う。

カブ110NWJCコンプリートはバイク屋さん自らが楽しむために情熱を注いだ結果であり、自らの実体験をベースにわれわれに多くのことをフィードバックされているから、われわれライダーの心強い味方であり希少な存在だと思う。

カブに乗ったことがあるバイクショップ店員さんは多いと思うが、カブを旅の道具として楽しんでいるバイク屋さんは少ないのではないかと思う。

旅仕様のカブに乗っているバイクショップ店員さんであることと、自らが一人のライダーとしてカブ・ツーリングを楽しんでいるプロフェッショナルであることは一致しない。

プロフェッショナル風(ふう)のバイクショップ店員さんに、バイクならではの旅を楽しみたいと言う話を持ちかけても、実体験が我々よりも乏しいと全く話が噛み合わず、カブ・ライダーの気持ちもツーリング・ライダーの気持ちも理解してもらえないだろう。

私は、カブ・コンプリートやスクランブラーに乗っているバイクショップの店長さんと、同じバイクに乗って一緒にツーリングに出かけたことがあるのだが、その店長さんは、一緒に旅を楽しむことは無く何が目的で参加されているのか、毎度居眠り運転さえする始末だった。

その店長さんは、テキトーに話を合わせてはくれるのだが、数日間一緒に過ごす中で、実体験からのアドバイスを聞くことも無かったし、バイクの楽しみ方を共有するような会話も無かった。自らが楽しんでいるというよりも仕事だから、お付き合いだからという姿勢であることは皆も知るところとなり不評だったが、店長さんは知る由もない。

バイク仲間としてバイクライフを愉しんでいない姿は、価値観の相違という溝が深まりつつあるのか、高田さんはその店長さんと徐々に疎遠になりつつあるようだ。

バイクの違和感や問題点の対処ができなければ、乗り難いのを一所懸命ライテクでカバーしたり我慢したり無理をすることが当然のライディングスタイルとなり、大らかな気持ちで悠々と旅を楽しむことが出来ない。

それはバイクライフを楽しむライダーとしての継続的な目線よりも、刹那的な販売が優先されるバイクショップの在り方にも原因があるように思う。

バイクの乗り味の一部しか解らずにプロフェッショナル風(ふう)に見せているバイクショップは決して安心感を提供してくれないし、安心感なしには悠々とした心持ちにはなれないから要注意だ。

つつじ

それとは逆に、発売から20年も経つ旧いSL230を駆り1ヶ月間日本各地をツーリングで味わって来た里見くんは、出発前から頼れるバイク屋さんのアドバイスのもと、里見くん自らサンデーメカニックとしてメンテナンスを施し、準備万端となったことが心の後ろ盾となり、目に見えない安心感に包み込まれた状態で旅を愉しむことが出来た様子だった。

→里見くんのブログ

皆さんも、われわれ同様ライダーとしての経験も豊富な信頼出来るバイク屋さんを見つけて、人車共に成長させてもらい、その中でバイクの価値を見出し、安心して悠々とバイクの旅を愉しんで欲しいと願う。

2017-09-04
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