メンバーコラム

バイクは健康療具

2015-02-02

2015年 素敵なバイクライフを求めて

2014年もバイクに乗って、兎に角に、心地よく走り続けることを楽しんだ。

2014年の後半は、週末に天候の悪い日が多く、何度もツーリング計画を変更しなければならなかった。しかし、11月は、BMW R100RSに乗って、2度に亘り中国地方の広島や山口を訪ね、その間にカブ110 Pro NWJCコンプリートに乗って安曇野へも出かけた。12月には、カブ・コンプリートに冬装備を施して、雪の降る中のショートツーリングを楽しんだ。

→Nakaさんのブログ『冬支度の終ったカブ110プロでプチツーリングを楽しむ 』

いつものメンバーと計画したツーリングは、多少天候が悪くても、速さより心地良さで走り続けることを楽しむ事が出来た。その道中では、普段は見ることの出来ない様な景色に遭遇することも出来て、とても充実したバイクライフを送ったと思う。

安曇野 帝釈峡

私の愛車達、小型排気量のカブ110 Pro NWJCコンプリート、900ccのトライアンフ スクランブラー、1000ccのBMW R100RS、そして1800ccのゴールドウイングを駆り、東海地方は基より、北は東北・北海道へ、西は出雲・山口へとバイクライフを楽しむことが出来た。

NWJCならではの実体験をベースとした独自のメンテナンスで、トータルバランス・コーディネートによって仕上がっているからこそ、其々に「其々の良さ」のあるバイクを駆って、速さより心地良さで走る続けることを楽しむ素敵なバイクライフを送ることが出来たと思う。

2015年も、1月初めから、カブ・コンプリートでの初乗り、スクランブラーでの初詣ツーリングと、充実したバイクライフが始まった。

そして、今年初の1泊ツーリングとして、カブ・コンプリートに乗って信州方面に出かけた。高田さんが密かに神話・古代史の世界を訪ねるツーリング計画を立てている事にNakaさんが気付き、私達は一緒に付いて行くことにしたのだ。

伊那

今回は日本武尊の伝説を訪ねるツーリングで、Nakaさんも私も、とても充実した時間を過ごすことが出来た。

日本神話・古代史を訪ねて

一昔前に、自分探しの旅という言葉が流行った時期があった。自分探しという観点から、考えてみようと思う。

バイクに乗って日本国内のいろいろな所へツーリングに出かけても、自分を探すことの出来なかった人も多かっただろうと思う。私もその一人だった。バイク雑誌を見て、妄想した上でツーリングに出かけても、自分を探すような経験にはならなかった。それは何故だったのだろう。

バイクに乗ってツーリングに出かけることは、とても現実的な体験だ。また、日常生活ではほとんど遭遇しないような出来事に遭遇することもあるので、そういう時には自分と向き合うような経験もすると思う。
そういう出来事の連続であれば、自分探しの旅になると思うが、実際にはそういう出来事は稀なので、ツーリングは自分探しの旅だということにはならなかったようだ。

周りは雪

そもそも自分と向き合うには、自分を映し出す鏡となるものが必要なのだが、その鏡となるものが無い状態でバイクに乗っても、自分の内面に辿り着かないのは自明のことだと思う。

日本人としてのルーツとも言える、日本神話や古代史の世界を訪ねると言うことは、自分の内面を映し出す材料としては、とても良いものだと思う。しかし、旅行雑誌やインターネットの情報のみで史跡を訪ねるだけでは、自分を映し出す鏡としての機能が無い様に思う。

小説を読んでその時代背景など、厚みのある情報を身に着けることで、日本神話や古代史という題材が心の中で磨かれて、鏡として働き出すのだと思う。記紀をはじめとして様々な視点で描かれた小説などを読んで、出かけるツーリングが味わい深いのは、そういう理由もあると思う。皆さんにも是非試してもらいたい。

日本の四季を楽しむ道具としてのカブ・コンプリート

カブ・コンプリートのツーリングの道具としての魅力については以前からコラムに書いているのだが、今回は転倒するという出来事があったので、更にカブ・コンプリートの魅力を確認することが出来た。

転倒前

ツーリングの序盤で、高田さんとNakaさんがブラックアイスバーンの上り坂で転倒するところを目撃してしまった。私はその時、幸い一番後ろを走っていたので、身構えて準備することが出来たので、転倒せずに済んだ。

→バイク屋の備忘録『カブ110NWJCコンプリートを楽しむ -ヤマトタケルノミコト伝説を訪ねて 山梨県編』

→Nakaさんのブログ『今年初のロングツーリングをカブ110プロNWJCコンプリートで楽しむ 』

転倒するといっても2人の場合は、ツルッ、ポテッ、という感じであり、カブが軽量であることやリアのトップケース等の装備のおかげで、車両も人間もほとんど無傷の状態であった。ところが私の場合は、日が暮れ始めた時、余所見をして、車に踏み固められた氷の上に乗り上げて転倒してしまったので、2人に比べるとダメージが大きかった。全く恥ずかしい限りだ。

白い圧雪

私のはダメージが大きかったと言っても、装備のおかげで、その場で修理可能な範囲の損傷で済んでいた。ステップが曲がったのだが、力加減を調節しつつガンガンと蹴りを入れることで、修正出来てしまった。これもカブの凄いところだと思う。

 修正後

走り続けることを楽しむために

学生時代通学中に、ブロスでアイスバーンに乗って転倒したことがあるが、その時にはステップが折れてウインカーが折れてレバーが曲がるなど車両のダメージは大きく、車両から投げ出される勢いも強く身体のダメージも大きかった。あの状態ではツーリングの続行は不可能だったことを思い出す。

今年の初詣ツーリング前日にNakaさんがスクランブラーで車に追突されてしまった。事故直後には結構なショックを受けていたようであった。しかし、エンジンガードやダール・パニアケース等のNWJC拘りのオリジナルパーツにより、人車共にダメージが少なく済み、翌日には何事も無かったかのように初詣ツーリングを楽しんでいた。Nakaさんがツーリングの雰囲気を壊さないよう、皆に気を遣って気丈に振舞っていたと思っていたが、そうではなかったようだ。

→Nakaさんのブログ『バイクの安全について』

一般的に、転倒後は人車ともに転倒したダメージを引きずってしまうから、走り続けることが苦痛になってしまう。しかし、私が今回のツーリングで経験したのは、カブの転倒ダメージが走り続けることに支障の無いレベルだと分かると、私自身もダメージを引きずること無く、速さよりも心地良さで走り続けることを楽しむことが出来るということだった。どうやら、心地良く走り続けている内に、転倒のショックを癒すような心理機構が働き出すようだ。

癒される

このことは、とても大切な経験だった。バイクは転倒する可能性のある乗り物だと再認識しつつ、人車ともに走り続けることへの支障が無い転倒の経験が、その後の道中を安全で楽しいものに変えてしまった。そういうことを実体験出来たということが、ツーリングを更に盛り上げる効果をもたらしたようだ。

哲也さん先導

しかし、以前から何度も言っているが、そういう効果はカブ110 Proだから味わえるものではないので注意してほしいと思う。ライダー自信の安全への装備などの拘りと、転倒等のアクシデントに遭遇しても走り続けることが出来る仕様であることを前提に、速さより心地良さで走り続ける楽しさを追求して創り上げている、NWJCコンプリートモデルだからこそ、こういう楽しみ方が出来たと思う。

安全は気持ちの面からも

気持ちの面でも振り返ってみると、油断大敵とか油断は怪我の基とか言う言葉があるが、それを其のまま絵にしたような転倒だった。

韮崎へ

暫く怖い思いをせずにいると、お調子者の私の場合には、負の認知バイアスが機能してしまうらしい。バイクは、意識するしないに関わらず、人間がバランスを取ろうとしないと転倒してしまう乗り物で、危険と常に隣りあわせと言う環境にある。そのことを意識に昇らなくしてしまう心理機構が働いてしまったようだ。

その為、ついつい危険性を棚上げしてしまった。バイクを楽しむだけの世界に没頭する傾向に陥り、結果として危険を呼び込んでしまったらしい。心理的に余裕があっても、こういうことは起こりえるのだと、転倒と言う苦い体験を通じて、思い知ることになった。

富士山

50代のリターンライダーの事故者数が増えている、ということも、こういう油断が原因の一つであるから、注意してほしいと思う。

2015-02-02
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